母さん、今回も中之条に行ってきました。あの四万湖でカヌーに乗れるということで、ちょっとテンションがあがっています。スタートはおなじみのつむじから。天候にも恵まれました。
今回、僕たちをガイドして下さったのは、レイクウォークのヒデさんこと高橋秀典さん。頼りになる兄貴的な存在です。インタビュー中も笑いが絶えません。
僕も竹村さんも生まれて初めてのカヌー体験ということで、やや緊張ぎみ。まずは着替えから。あ、今日ももちろん五本指靴下ですよ。着脱が遅いと竹村さんにせかされました。
ちょっとサマになってる?気がしませんか。駐車場から5分ほど歩いて、四万湖に向かいます!
準備運動と、オールの基本操作を練習。どっちをどうすれば右に進むんでしたっけ・・・?とりあえず竹村さんがなんとかしてくれると信じます。
いざ、着水!こんな風に乗り込むのすら、知りませんでした。
母さん、人生初のカヌー体験スタートです!なんだか、水に浮いているというより宙に浮かんでいるみたいです!!ああ、後ろが竹村さんじゃなかったらどんなにいいだろう!!!
うまく舵が・・・とれない・・・
けれどそこはなんとか・・・
なる・・・はず。
では、行ってきます!
今回、三千代さんはカメラマン。兵長、中之条町役場の宮崎さんと一緒に僕たちの帰還を待ちます。
ヒデさんが教えてくれた橋の上から、ベストショットを狙うと意気込んでいました。
・・・あっ。 ↓↓↓
四万ブルーの名は伊達じゃない!この青さ、まるで絵画のようです。
四万湖の魅力のひとつは、細長い形をしていること。このツアーでは奥に向かうので探検気分が味わえます。三人が待っている間、どんなツアーが繰り広げられていたかは、ヒデさんによる激写アルバムを見てください。三千代さんいわく、僕たちの笑い声だけが響いていたそうですが・・・これを知った駒形さんから叱られないか、今はそれだけが心配です。さあ、楽しい時間はあっという間。帰途に着いた僕たちが見えるかな?
ただいまー!
約束の橋の下に来たところで、今回特別に、普段ヒデさんたちが行っているレスキューの訓練に参加をさせてもらうことになりました。そこでカヌー転覆を体験したのですが・・・これがどうしてなかなか・・・頑張っても転覆しない!せーの、の掛け声で無理やりひっくり返します。
的確な指示を出してくれるヒデさん、あっという間にカヌーは元通り!だったのですが・・・母さん、ここで僕はやってはならないことをしてしまいました。水がちょっと冷たかったので・・・早く岸に上がりたくて・・・
竹村さんとオールを放置してヒデさんに擦り寄ってしまったわけです。これは後々まで言われるんだろうな・・・
ちなみに竹村さんは、ライフジャケットに身を任せてきちんとヒデさんの指示を待っていました。ツアー中、常にカメラを意識し、笑顔を絶やさない芸人魂。お見事としか言いようがありません。
この後、カヌーはスタート地点へ。僕たちの大冒険がフィナーレに近づきます。
スタートした岸に帰るころには、少しだけオール捌きが上達しています。
助けられたくせに、何人かを助けたかのような表情の竹村さん。これまたプロフェッショナルの在り方を見せつけました。
最後は駐車場に戻り、カヌー体験が幕を閉じます。申し合わせたわけじゃないのに、おそろいのタオルで。
ツアーの始まりから終わりまで、笑顔で、元気に、そして優しく僕たちを導いてくださったヒデさん。季節により、天候により四万湖の色も、訪れるスポットも変わるけれど、唯一変わらないものは「来た人を笑顔にしたい」というヒデさんの思いなのでしょう。僕たちが笑うとき、驚いて声を挙げるとき、それを見て誰よりも嬉しそうにしていた横顔に「あんなふうになりたいな」と憧れている僕がいました。
それでは、また書きます。亮平より。