母さん、今週もまた中之条町に行って来ました。「個人のお宅の庭を見に行く」と先輩たちから言われ、正直どういうことなのか分かりませんでした。よその家の庭を勝手に見ても怒られないんでしょうか?そんな僕の心配をよそに車は進んで行きます。
僕たちが降り立ったのは、のどかな風景の一角。そこには「オープンガーデン福田」の看板が!そうです、ここは福田さんの個人宅であり、毎年数千人が訪れる観光名所でもあるのです。中にお邪魔してびっくりしたのはその景観。これ、庭だけじゃなくて山だよなぁ・・・。
これだけの植物を、どうやって管理しているのだろう?どれだけ大変なのだろう?僕には絶対ムリだけど、福田具可さんは余裕綽綽。自宅の庭と裏山はもちろん、近隣のみなさんとも協力して四季折々の美しい景観を作り上げているそうです。
四季の庭を造るだけではなく、絶滅危惧種の保護にも力を入れている福田さん。こうしてみると、身近な植物も絶滅の危機に瀕していることがうかがい知れます。
ちなみに、竹村さんが「花の名前とか、ひとつも分からないよな」って言っていたけれど・・・ごめんなさい、母さんのおかげで、僕、結構知ってます。
教育者として活躍し、今は中之条のみならず群馬の緑を守り続ける福田さん。その背中は、とても頼りがいのある、カッコイイ背中でした。何かを守る強さを、いつか僕も身につけねばと思っています。
それでは、また書きます。 亮平より