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保険料が年々安くなるメリット等級
 任意の自動車保険には『等級』という制度がある。これは、自動車保険の保険料を左右するもので、等級の数字が増えるほど、保険料が安くなる。その仕組みをまとめた。

【自動車保険】事故後でも“保険料”が上がらないケースとは?

■等級は6等級または7等級からスタート

 任意の自動車保険には『等級』という制度がある。まったくの新規で自動車保険に加入すれば、6等級からスタートする。また、セカンドカー割引という制度が適用されれば、7等級からスタートになる。セカンドカー割引は、すでに車1台を持っていて、以下の条件に合致すれば適用される。

1台目
「11等級以上」
「所有者が個人名義(車検証の使用者欄でも可)」
「自家用8車種」

2台目
「新規購入」
「新規で保険に加入」
「所有者が1台目と同一、または配偶者、同居の家族」
「記名被保険者が1台目と同じ、または配偶者、同居の家族」

 以上のような条件を満たせば適用される。なお、詳細な条件は保険会社にて確認していただきたい。

■基本は6等級からスタート

 6等級からスタートした自動車保険は、1年間保険を使わずに次年度更新すると、ひとつ等級があがり7等級になる。この時、割引率がアップしていく。毎年保険を使わずに、次年度更新すれば8等級、9等級と、数が増え、その分割引率も大きくなる。等級の上限は、ほとんどの保険会社では最大20等級としている。図表1はその割引率の一例で、保険会社によって等級の割引率は異なる。また20等級以上を用意している保険会社もある。

■6等級以上はメリット等級

 この6等級〜20等級は「メリット等級」と言われ、どこの保険会社でも割引が適用される。A社からB社に移る、という場合でも等級は引き継がれる。なお、事故を起こして保険を使うと翌年は3等級ダウンとなるだけでなく、事故有係数という計算になり、割引率そのものが減ってしまう。(図表2参照)

 例えば現状10等級45%割引だとしたら、事故発生で翌年は7等級にダウンする。しかも無事故等級の30%割引ではなく、事故有等級が適用されて、20%割引となる。事故有等級でも6等級以上はメリット等級に区分されるが、元の等級に戻るまで3年間、割高の等級が適用されてしまう。結果、同じ保険でも保険料が高くなってしまうので、くれぐれも事故には注意したい。

(文/西村有樹)
フリーライター。保険や資産運用などマネー系に強く、「All About」で自動車保険ガイド記事のほか、銀行や保険会社、証券会社などの刊行物、国交省、財務省等官公庁の媒体など幅広く執筆。ほかにも雑誌「プレジデント」「ベストカー」などでも多数の記事を担当する。

(提供:オリコン)
保険料が安くなる 自動車保険の保険料を左右する等級の仕組み
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