【東村(ひがしそん)】
 慶佐次川(けさしがわ)マングローブカヌー

 "やんばるの大自然を、全身で体感!" 取材:佐藤彩乃アナウンサー
今年9月に沖縄に誕生した「やんばる国立公園」の中にある、東村。

沖縄本島北部のやんばる地域が国立公園に指定されるきっかけのひとつともなった、マングローブ林に恵まれた土地です。

今回は、やんばるエコツーリズム研究所の中根 忍さんにお世話になり、マングローブ林を探検するカヌー体験をしてきました。

やんばるエコツーリズム研究所のホームページによりますと、マングローブ林とは「熱帯から亜熱帯の河口域に広がる、独自の生態系をもつ植物群落」のことだそうです。

さあ、中根さんのガイドのもと、マングローブ林探検に出発です。

タコの足のような根っこの木々に囲まれた林を、すいすいと進んでいきます。目の前に広がる川の雄大さ、流れている空気の穏やかさ、そして聴いたことのない鳥の鳴き声に触れたとき、国内を飛び出した感覚さえしました。

カヌーの上で中根さんから、先人たちがこのマングローブ林を守ろうと努力したきたというエピソードを聞きました。そのとき、いつまでもこのマングローブ林が残っていてほしい、残すために私も何か力を添えたい、としみじみ思いました。

やんばるの大自然には、いわゆる有名な観光スポットとはまた違った楽しみがあります。

ここでしか味わえない空気、ここでしかできないこと。やんばるでの人生初カヌーは、私にとって忘れられない体験になりました。

豊かなマングローブ林を抱く慶佐次川(けさしがわ)。


やんばるへの思いを熱く語ってくれた、やんばるエコツーリズム研究所の中根 忍さん。




オールの扱いに慣れてくると、スピードが出てきます。
気分はまるで冒険者です。




「カヌーの後ろの人が、前の人に息を合わせられるかがポイントです。
婚活にもおすすめです」と、笑顔の中根さん。




[問い合わせ先]
 やんばるエコツーリズム研究所
  Tel/Fax:0980-41-7966
  携帯電話:090-4347-8453(中根さん)
  E-mail:mail@yanbaru-eco.com

 ○やんばるエコツーリズム研究所にはカヌーのほかにも、
  さまざまな大自然体感プログラムがあります。

[URL]
 http://www.yanbaru-eco.jp/