渋川市の県有林に巡視作業で入山した県職員の男性が行方不明 県や県警などの捜索活動続く

渋川市の県有林に巡視作業で入山した県職員の男性が行方不明になり、県や県警などで捜査しています。行方不明になっているのは、渋川森林事務所の60歳の男性職員です。

県林政課によりますと男性は8日午前9時に、ひとりで渋川市伊香保の県有林で巡視作業を開始しました。午後4時に作業を終える予定でしたが、森林事務所に連絡がありませんでした。県有林付近で男性の乗用車が見つかっていてここから入山したとみられ、午後3時頃、西へおよそ1キロ離れた地点から妻に携帯電話で位置情報を送信したのを最後に足取りが分かっていません。男性は県有林の境界の確認などを行っていました。県林政課によりますと県有林には巡視員が通る巡視路が設けられていて、道に迷うケースは少ないということです。男性は4月に採用されたばかりで、3日から1人で巡視を行っていました。現場の県有林ではきのう夕方から雨が降っていました。渋川森林事務所と県警、消防がきょう午後1時半から27人体制で捜索を行っています。

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