高崎の踏切死亡事故受け 群馬県の山本知事が踏切利用時の注意呼びかけ 早急に安全対策進める考え

高崎市吉井町の上信電鉄の踏切で今月6日、小学4年生の女子児童が列車に接触して死亡した事故をうけ、群馬県の山本一太知事は11日の定例記者会見で、「可能な限り(警報器・遮断機のない)第四種踏切を廃止、または(警報器・遮断機のある)第一種踏切への転換をすすめていく必要がある」と話し、鉄道事業者や市町村、関係機関と連携して早急に安全対策を進める考えを示しました。

群馬県内にある700機の踏切のうち、第四種踏切は74機あり、このうち上信電鉄が45機と半数以上を占めています。県内では過去20年間で第四種踏切での死亡事故が12件発生しています。山本知事は踏切の利用時に「必ず立ち止まることや列車の接近確認、子どもだけで線路に近づかない」ことなどに注意するよう呼びかけ、警報器・遮断機のない踏切はできるだけ利用しないよう求めました。

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