群馬県初の夜間中学校 県立みらい共創中学校で開校式と入学式

群馬県初の夜間中学校=県立みらい共創中学校で11日、開校式と入学式が行われ、新入生や保護者、学校関係者らおよそ110人が参加しました。みらい共創中学校は伊勢崎市の県総合教育センター敷地内に開校し、様々な事情で義務教育を受けられなかった県内在住の15歳を超える人を対象とした夜間中学校です。

山本一太知事は開校式で「多様な背景をもつ生徒が思いや願いを実現し、ともに未来をつくっていく学校にしていきたい」などと式辞を述べました。新入生代表の内田真理奈さん24歳は中学校にあまり通えず通信制高校を卒業した経験にふれ、「もう一度中学の勉強をしたいと思った。充実した学校生活を送りたい」などと挨拶しました。

学校によりますと新入生は10代から60代までのあわせて35人で、およそ8割が外国籍だということです。定員に達するまで年度途中の入学も受け付けます。

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