東和銀行の男性行員が自殺し、川越労働基準監督署が労災認定したことをめぐり、東和銀行の江原洋頭取は9日、記者会見で、「取り返しのつかない大変な事案を起こしてしまい、深くお詫び申し上げます」と陳謝しました。
東和銀行は、2017年に男性行員が亡くなった後に行内で調査を行い、上司によるパワーハラスメントがあったと認定して、関係者ら3人の処分を行ったということです。
江原頭取は、職場環境の課題や事実を把握して再発防止に徹底的に取り組むと話し、全行員に対するハラスメント研修の実施や人事部などによる職場環境のチェック、若手行員に対するフォロー体制の構築に取り組んでいると説明しました。