群馬県の山本知事 県議会で宇留賀元副知事の再任求める議案の提出を見送る

群馬県の副知事人事をめぐり山本一太知事は24日、県議会に提出するとしていた宇留賀敬一元副知事の再任を求める議案の提出を見送りました。

経済産業省出身の宇留賀元副知事は2期目で残り3年の任期がありましたが、「一定の区切りをつけて筋を通す」ため経産省を退職すると表明し、手続きのため5月21日に副知事を退任、22日経産省を退職しました。しかし、宇留賀元副知事の再任を巡っては議会の過半数を占める最大会派自民党から賛成を得られるか見通せない状況が続いていました。山本知事は報道陣に対して24日朝安孫子哲議長らから人事案提出の見送りを提案されたと明かし、「自民党、県議会と対立構図になるのは避けたい」と述べました。一方で、6月17日までの第二回定例会中に再任を求める人事案を提出する考えで、自民党と丁寧に話し合いをしていきたいとしました。

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