群馬県立小児医療センター移転 2027年度までに実施設計行い その後速やかな着工目指す

老朽化に伴い前橋市の群大病院前、共愛学園前橋国際大学短期大学部の敷地に移転が決まった渋川市の県立小児医療センターについて、県は2027年度までに実施設計を行い、その後速やかに着工する方針を明らかにしました。県の柿沼輝信病院局長が30日の県議会一般質問の答弁で明らかにしました。

柿沼病院局長は小児医療センターの移転スケジュールについて、今年度(24年度)中に院内でのヒアリングやアンケート、群大病院との診療科調整などを行って再整備マスタープランの策定を完了するとしました。また2025年度に面積や機器、人員配置などを検討する基本設計、2026年度から27年度にかけて施工方法や使用材料を決める実施設計を行い、その後速やかに着工する方針を示しました。

県病院局経営戦略課によりますと新たなセンターの完成時期は未定ですが、なるべく早期のオープンに向けて取り組むとしています。前橋国際大学短期大学部は4年制大学に移行し、2027年4月に前橋市小屋原町に移転することが決まっています。

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