ＪＲ高崎駅で消火器を撒いてガラスを割ったなどとして伊勢崎市の２５歳の男が４日、高崎警察署に逮捕されました。建造物侵入、器物損壊などの疑いで逮捕されたのは伊勢崎市茂呂町の運送業の２５歳の男です。
警察によりますと男は５月２５日午前３時４０分頃、ＪＲ高崎駅構内に改札を飛び越えて侵入しエスカレーター付近に設置されていた消火器で消火剤を撒いたほか、ホームの消火設備を作動させて消火剤を撒いて業務を妨害した疑いが持たれています。このほか、ホームでエレベーターのガラス面を蹴りつけて割った疑いも持たれています。男は容疑を認めていますが、動機については「酒に酔っていて覚えていない」などと話しているということです。
５月２５日午前４時前、ＪＲ東日本高崎支社の社員が線路に立ち入っている男を発見し、警察に通報しました。臨場した警察官が駅構内で消火剤が撒かれているのを確認し周辺を捜査したところ、男がパトカーに向かってカラーコーンを投げつけてきたことから公務執行妨害と器物損壊の疑いで現行犯逮捕していました。その後、防犯カメラの映像などから今回の容疑が浮上したということです。
