副知事の再任案をめぐり、県議会全員協議会を開催

宇留賀敬一前副知事の再任案をめぐり、群馬県議会の全員協議会が12日開かれ、山本一太知事は、本来4年間ある副知事の任期を1年間に限定する条件で宇留賀氏の副知事再任を認めてもらいたい考えを明らかにしました。本定例会最終日の6月17日に議案を提出します。
山本知事は当初、1年ごとに再任を認めてもらう条件で宇留賀氏の副知事再任を認めてもらおうと各会派に打診したものの、1年ごとに再任問題を蒸し返すことにつながりかねないことから、1年間限定で再任を求める案に変更したと明かしました。いっぽう各会派の代表からは、地方自治法で副知事の任期が4年に定められているが、どのように任期を1年にするのかといった質問や、副知事問題に対する知事のブログでの発信が県議との関係を悪化させたのではないかといった厳しい意見がありました。山本知事は協議会後、取材陣に「この問題がここまで大きくなったのはわたしの責任」としたうえで、宇留賀氏の副知事再任について「なんとか1年でも認めてもらいたい」と語りました。

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