群馬県内の中小企業の今年夏のボーナスは去年より増加する見通しであることが、東和銀行経済研究所の調査で分かりました。調査によりますと１人あたりの支給額の平均は３３万３６１８円で、去年夏の支給実績よりおよそ１万６０００円上回る見込みです。東和銀行の取引先企業にアンケート調査し県内１５５社の回答をまとめました。
従業員規模別では３０人以下が去年の夏をおよそ２万１０００円上回り、３０人を超える企業ではおよそ９０００円上回る見込みです。業種別では製造業がおよそ１万円、非製造業がおよそ２万円の増加見通しです。東和銀行経済研究所は支給月数が去年から横ばいの一方で支給額が増加しているとして「物価高などを背景に各中小企業で賃上げが浸透している」と分析しています。
