県教委 来年春の公立高校 生徒募集定員を発表 320人減少

群馬県教育委員会は、21日、来年春の公立高校の生徒募集定員を発表し、全日制とフレックススクールの募集定員は、63校あわせて1万1960人で、今年度に比べて320人減少します。来年初の県内の中学校卒業見込み者数は、1万6638人で、今年に比べおよそ538人減少する見込みです。募集定員を減らすのは、吉井高校や、沼田と沼田女子が統合してできる新しい沼田高校、館林女子、藤岡工業、利根商業など、県内公立高校15校です。

このうち、新・沼田高校は定員200人で、統合前の2校の合計より40人減少します。一方、藤岡工業高校は、定員が40人減少して、80人となり、学科の改変が行われます。現在の「機械科」「電子機械科」「電気科」の3つの学科が、「ものづくり創造科」と「電気・情報技術科」の2つの学科に改変されます。

また、嬬恋高校は、定員が20人減少して40人となる一方、生徒の全国募集を拡充します。県教育委員会は、定員減の対象校は、全県および地域の中学校卒業見込み者数や、志願状況などを総合的に判断して決めたとしています。

 

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