群馬県の5月の有効求人倍率 前の月より0・08ポイント減の1・32倍 全国の都道府県で最大の下げ幅に

仕事を求める人1人に対し企業から何人の求人があるかを示す群馬県の5月の有効求人倍率は1・32倍で、前の月を0・08ポイント下回って2ヶ月連続で低下しました。0・08ポイントの下げ幅は全国の都道府県で最大です。

厚生労働省群馬労働局によりますと、5月は前の年の同じ月と比べて新規求人数が減少し、一方で新規求職者が増加しました。求職者の内訳では事業主都合による退職者が増えていて、5月は複数の中小企業で業績悪化による解雇や退職勧奨があったということです。群馬労働局は県内の雇用情勢は持ち直しの動きに足踏みがみられ、物価の上昇などが雇用に与える影響に十分注意していく必要があるとしています。

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