障害者グループホーム「恵」の食料費過大徴収問題 渋川・伊勢崎でも 半年間新規利用者受け入れ停止の行政処分に

障害者グループホームの大手運営会社「恵」が利用者から食料費を過大に徴収するなどした問題で、群馬県は28日、渋川市と伊勢崎市の事業所でも過大徴収があり、4月末に6ヶ月間の新規利用者受け入れ停止の行政処分を行っていたと明らかにしました。処分が行われたのは、「グループホームふわふわ渋川」と「グループホームふわふわ伊勢崎赤堀」です。

2021年9月から2023年12月までの間に、渋川がおよそ420万円、伊勢崎赤堀がおよそ67万円の過大徴収を行っていたということです。群馬県は「指定の取消」以外の行政処分は原則公表していませんが、愛知県で恵の事業所が「指定の取消」になったことを受け、処分を公表したということです。厚生労働省は恵の事業所指定の更新を認めず、順次打ち切る「連座制」の適用を発表していて、今回、県が処分を公表した2事業所も指定期間が満了すると運営できなくなります。

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