JA赤城たちばな常務理事 組合員組織の総会資料を偽造

JA赤城たちばなの常務理事が、職員時代に担当していた組合員組織の総会資料を偽造していたことがわかりました。JA赤城たちばなが12日発表しました。

それによりますと、常務理事は今年3月まで畜産課長として組合員で組織する家畜排泄物処理施設の会計事務を行っていましたが、 おととし7月、この組織の過去2年間の総会資料を偽造しました。当時はコロナ禍で総会を書面開催することになっていましたが、常務理事はこれを行っておらず、内部監査対策で書面開催を装った資料を偽造したということです。管理していた金に私的流用はなかったということです。ただ、常務理事は本来積み立てるべき金を運営費の不足を賄うために勝手に使っていたということで、「金が減っている」という指摘が発端となり書類の偽造が発覚しました。
JA赤城たちばなの齊田和則組合長は記者会見で「コンプライアンス体制を立て直し、こうした不詳事が二度と発生しないよう最大限の努力をはかる」と述べました。

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