「これって何?」県立産業技術センターの職員が異物分析アプリ「Corette(コレッテ)」を開発


食品工場などで製品に異物が混入した場合にスマートフォンで異物の分析が出来るアプリを群馬県立産業技術センターの職員が開発し、7月12日から販売が始まりました。

スマートフォンで異物を撮影するとAI=人工知能が異物が何であるか推定します。AIは石、プラスチックなど12のカテゴリーの異物を1万2千枚の画像で学習していて、可能性が高い3つの物質を表示します。異物の特定には多くの費用と時間が必要になりますが、このアプリにより負担軽減が期待されます。県立産業技術センターでは企業から分析の依頼を受けることが多く、アプリ開発のきっかけになったということです。アプリの名前は「コレッテ」でアップストアで販売しています。利用料は月額2千円で、ダウンロード後は8回まで無料で試すことができます。現在はアイフォン版のみですが、今後、アンドロイド版も検討するということです。

タイトルとURLをコピーしました