フリースクールなど学校外の不登校支援施設に通う児童生徒の保護者の負担軽減のため、前橋市は交通費の補助制度を新設します。市によりますと、県内市町村で初めての制度です。
対象は、市が認めたフリースクールなどを利用している市内在住、または前橋市立の小・中学校に通う児童・生徒で、生活保護を受けている世帯と支援が必要な世帯です。自宅から施設までの直線距離で、１キロあたり５０円を補助します。１日の上限は５００円で、１ヶ月で最大１万円です。公共交通機関、自家用車などのほか自転車や徒歩で通っている場合も補助の対象となります。すでに申請の受け付けを開始していて、前橋市のホームページから申請書をダウンロードできます。
前橋市の小川晶市長は２６日の定例会見で、「施設の活用を促すことで児童生徒が人と繋がる機会を増やし、社会的自立や不登校改善に繋げていきたい」と話しました。
