小学６年と中学３年を対象に実施した全国学力テストの結果が２９日公表され、群馬県の平均正答率は中学校で国語、数学とも全国平均を上回った一方、小学校では国語、算数とも全国平均を下回りりました。
領域別の平均正答率をみると、小学校の国語は「読むこと」が全国を上回りましたが、「書くこと」「話すこと・聞くこと」は全国を下回りました。算数は４つの領域すべてで全国を下回りました。
中学校の国語は「書くこと」と「読むこと」が全国を上回った一方、「話すこと・聞くこと」は小学校と同様に全国を下回りました。数学は「図形」と「関数」が全国を上回り、「データの活用」と「数と式」が全国を下回りました。
県教育委員会は全国学力テストの結果を分析する委員会を開催し、授業改善に向けた対応を検討するとしています。
