群馬県民会館の存続を求め全県議に要望書提出 2つの市民団体

前橋市のベイシア文化ホール=群馬県民会館で来年4月以降の新規予約の受付が停止されたことを受け、会館の存続を求める2つの市民団体は29日、県議会議員全員に存続の要望書を提出したと発表しました。

県民会館は4年前、県有施設の見直しで廃止の方向が示されましたが、存続を望む声を受けて「当面は存続」となり、前橋市と連携して本年度まで運営を継続することになりました。しかし、ここにきて来年4月以降の新規予約の受付が停止されました。県は4月以降の方向性が決まっていないためと説明しています。
これに対して「県民会館を守る会」の鈴木創代表は記者会見で「受付停止は唐突だった。3年間を無為に過ごした」と話し、会館の存続を訴えました。今後、県議会への請願や前橋市への要望書提出を検討するということです。

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