群馬県令和5年度一般会計決算見込み 歳入、歳出ともに前年度を下回る 県税は過去最高額

群馬県は30日昨年度の一般会計決算見込みを発表し、歳入、歳出ともに前年度を下回りました。新型コロナウイルス感染症の対応経費減少が主な要因です。

歳入は8257億円で県税は自動車関連企業の好調な業績や県民所得の増加などで過去最高となりましたが、新型コロナ対策の国庫支出金の大幅減少などで前年度より785億円減少しました。一方、歳出は8095億円で高齢化による社会保障関係経費や防災関連の普通建設事業費などが増加したものの、新型コロナ対応の大幅な減少で前年度より497億円減少しました。実質収支は93億円で、コロナ関連の国庫支出金の返還分を除いても65億円の黒字でした。また財政調整基金の残高は920億円で過去最高となりました。県債残高は1兆2千554億円で、2年連続の減少となりました。

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