前橋市で介護保険料徴収ミス 14人に過小算定

前橋市で介護保険料を誤って少なく算定して徴収するミスがありました。市が1日発表しました。

徴収ミスがあったのは市内に住む65歳以上の14人です。介護保険料が昨年度までの2年間で1人当たり1万1500円から10万4800円足りず、あわせて56万6700円足りませんでした。
介護保険制度では所得に応じて保険料を徴収しています。14人のうち13人は過去に生活保護を受けていた人で、介護保険システムに保護の廃止日が入力されていなかったため、保険料が本来の額よりも少なくなっていたということです。残る1人は、生活保護を受けていないのに誤って保護の開始日が入力されていました。
ことし4月、市介護保険課の職員が生活保護を受けていないのに生活保護を受けている人と同じ程度の人がいることに気づいて調査を始め、入力ミスが発覚しました。市は、徴収ミスがあった14人に謝罪と説明を行って不足分の納付を求めますが、状況によって分割納付などの相談を受け付けるとしています。

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