渋川保健所管内の保育施設に通う園児2人 腸管出血性大腸菌O157に感染

渋川保健所管内の保育施設に通う園児2人が腸管出血性大腸菌O157に感染し、保健所は施設の調査と感染対策の指導を行いました。県感染症・疾病対策課によりますと、7月29日、医療機関から渋川保健所に、腸管出血性大腸菌感染症の疑いで入院した患者2人が同じ保育施設に通っていると連絡がありました。園児からO157が検出されました。2人は下痢や、腹痛、血便などの症状があり入院していますが、快方に向かっているということです。感染経路は分かっていません。

渋川保健所は、園児2人と接触があった園児と職員の検査を行っていますが、これまでに、新たな感染者は確認されていません。また保健所は、施設の調査と感染拡大防止対策の徹底を指導しました。

県疾病対策課は、腸管出血性大腸菌感染症の感染予防のため、手・指を石けんと流水でよく洗うことや、食肉は十分に加熱して食べることなどを呼びかけています。

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