群馬県内でO157などの腸管出血性大腸菌感染症の届け出が増加 県が注意呼びかける

群馬県内ではO157などの腸管出血性大腸菌感染症の届け出が増えていて、県は注意を呼びかけています。

県衛生環境研究所によりますと県内ではことしに入って8月11日までに88件の報告があり、2023年の同じ時期の74件を上回っています。腸管出血性大腸菌は食べ物や手についた菌が口に入ることで感染し、腹痛や発熱などの症状があらわれます。例年気温の高くなる初夏から秋頃にかけて報告数が増加し、県内では2024年6月下旬頃から患者数が増えたということです。特に保育施設などでの集団感染が多く、患者数が増加しています。県衛生環境研究所は石けんと水による手洗いを徹底し、下痢や腹痛などの症状が出た場合は医療機関を受診するよう呼びかけています。

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