桐生市の菓子店のおはぎを食べた36人に食中毒の症状 黄色ブドウ球菌が検出される

お盆期間中に桐生市内の菓子店のおはぎを食べた36人が腹痛や吐き気などの症状を訴え、群馬県は21日食中毒が発生したと発表しました。

県食品生活衛生課によりますと8月13日の夜、桐生市東の菓子店「山口食品」でつくられたおはぎを食べた複数の家族が体調不良を訴えていると県内の医療機関から連絡がありました。その後の調べで今月13日と14日の2日間に、この店のおはぎを食べた36人に同様の症状が出ていたことが分かりました。便や調理器具から黄色ブドウ球菌が検出されたことから、県はおはぎを原因とする食中毒と断定し、店を21日から3日間の営業停止としました。36人のうち5人が入院しましたが、現在は全員退院し快方に向かっているということです。県は食中毒防止のため手洗いや調理器具の洗浄・消毒などを呼びかけています。

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