群馬労働局がまとめた２０２５年春の高校新卒者の７月末現在の求人・求職状況が発表され、求人倍率は統計をはじめた１９９６年以降過去最高となりました。
県内の高校新卒者の求人倍率は３・８０倍で前の年の同じ月を０・１６ポイント上回り、統計開始後もっとも高い水準となりました。求職者が減少する中、企業の採用意欲は高い傾向が続いています。一方、求職者数は２２８７人で、前の年に比べて４・２パーセント減少しました。少子化で卒業予定者が減っていることや、先行きの不安から進学を希望する人が増えたことなどが理由とみられます。ハローワークを通じた高校新卒採用は９月１６日から選考がはじまります。
