群馬県は3日およそ86億6900万円の一般会計9月補正予算案を発表しました。
「新群馬の富と幸福度向上加速予算」と名付けて、新たな富を増やすための施策として大型商業施設と連携したパーク&バスライドを実施するMaaS社会実装支援や、デジタル人材育成施設TUMO Gunma整備などに、あわせておよそ3億5000万円を計上しています。また県民幸福度の向上のための施策として災害派遣用移動式トイレコンテナの導入や、国スポ関連施設の整備などにおよそ22億8000万円を計上しています。またおよそ60億3000万円が財政調整基金の積み立てと新型コロナ関連の国への返還金にあてられます。予算規模はコロナ禍前と同水準で、補正後の予算総額は7904億6800万円です。
山本一太知事は「災害対応や子ども向けの施策を充実させ、山本県政の原点である県民の幸福度向上を図りたい。必要な施策について追加実施も行う」と話しました。9月補正予算案は9月19日開会の県議会第三回定例会に提案されます。