新創設のNIPPON防災資産に22件認定 群馬県の「嬬恋村・天明三年 浅間山噴火災害 語り継ぎ活動」は優良認定に

全国各地の災害関連の施設・伝承などを認定するため、新たに創設された「NIPPON防災資産」の第1回認定式が5日行われ、「嬬恋村の天明三年浅間山噴火災害語り継ぎ活動」などあわせて22件が認定されました。

「NIPPON防災資産」は災害のリスクを自分事として考え主体的な避難や防災行動につなげてもらおうと今年創設され、防災担当の内閣府特命担当大臣と国土交通大臣が認定します。初認定となった今回は特に優れた取り組みとなる「優良認定」と「認定」の2区分でそれぞれ11件が選ばれました。

嬬恋村の災害語り継ぎ活動は「優良認定」で、鎌原地区に現存する遺構で火山災害や復興を知ることができ、地域住民による語り部活動や関連団体・施設と連携した行事などが行われていることが評価されました。

全国ではこのほかに東日本大震災の震災伝承施設をむすぶ「3.11伝承ロード」や、「阪神淡路大震災記念人と防災未来センター」などが「優良認定」となりました。

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