群馬県内の地価調査結果発表 商業地が32年ぶりにプラスへ

土地取引の指標となる2024年7月1日現在の群馬県内の地価調査の結果が17日発表されました。

用途別の対前年平均変動率は、商業地が32年ぶりにプラスに転じ、住宅地は下落率が縮小、工業地は上昇率が拡大しました。林地=林を除く367地点の平均変動率はマイナス0・3パーセントで、32年連続の下落となりましたが下落率は縮小傾向です。変動率プラス地点は115地点で前の年より31地点増えました。対前年平均変動率は住宅地がマイナス0・5パーセントで生活や交通の利便性が高い地域などで需要が高くなりました。商業地は0・2パーセントで高崎駅周辺や駅前の再開発が進む太田市などが好影響を及ぼしたとみられています。工業地は1・8パーセントで自然災害が比較的少ない特性に注目した東京圏や他県企業からの需要が拡大しました。群馬県内の最高価格地点は住宅地は高崎市北双葉町で1平方メートルあたり13万千円、商業地は高崎市栄町で1平方メートルあたり42万3千円でした。

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