生後間もない乳児を浴槽に沈めるなどして殺害したとして、中之条町の20代の男が19日、群馬県警に逮捕されました。
殺人の疑いで逮捕されたのは、中之条町の24歳の無職の男です。県警捜査第一課によりますと容疑者の男は2022年6月下旬頃、当時住んでいた茨城県常総市内のアパートの一室で、当時20歳の内縁の妻が出産した生後間もない乳児を浴槽の湯に沈めるなどして殺害した疑いがもたれています。
容疑者の男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。乳児は女児とみられています。今年3月、内縁の妻が群馬県内の医療機関を受診して2人目の妊娠が判明した際、「1人目は施設に預けている」と話しましたが、所在や預け先が確認できませんでした。通報を受けた警察が容疑者の男に話をきいたところ、「内妻が出産したが数日後に死んでしまいゴミ捨て場に捨てた」と供述したため捜査を進め、県警は男と内縁の妻を8月29日に死体遺棄容疑で逮捕し、送検していました。