聴覚障害者への情報提供行う施設で個人情報含むメールを100人以上に誤って送信するミス

聴覚障害者への情報提供や手話通訳者の派遣などを手がける群馬県の施設で、個人情報を含むメールを100人以上に誤って送信するミスがありました。

県障害政策課によりますと9月21日、県聴覚障害者コミュニケーションプラザの職員が、登録された手話通訳者にメールを送る際、誤って手話通訳者115人分の個人情報を含む名簿を手話通訳者103人に送信しました。施設の運営は、指定管理者の群馬県社会福祉事業団と群馬県聴覚障害者連盟の共同体が行っています。メールを受信した人から名簿が添付されていると連絡があり発覚しました。名簿には氏名、住所などが記載されていましたが、現時点で個人情報の不正利用などは確認されていないということです。メールの作成者と送信者が別だったことがミスの原因とみられ、該当者に謝罪し、メールの削除を依頼しました。

県は再発防止策として施設に対しメールの送信方法やチェック体制の見直しを行うよう指導しました。

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