高崎市の踏切で今年4月小学生が死亡した事故を受け、警報器や遮断機のない第四種踏切の見直しが進むなか、群馬県は30日までに10カ所を廃止したと発表しました。
県交通イノベーション推進課によりますとことし2024年4月1日時点で県内には74の第四種踏切がありましたが、30日までに64となりました。廃止された第四種踏切は上信電鉄5カ所、上毛電鉄4カ所、JR1カ所でした。このほか8カ所が廃止予定、5カ所が警報器と遮断機のある第一種踏切に転換予定です。一方、残りの51カ所は引き続き対応を協議中ということです。県では可能な限り第四種踏切を廃止、または第一種踏切への転換を行う方針を示していて、引き続き鉄道事業者や市町村と調整を進めるとしています。