太田市の女性がセキュリティ関連協会職員を装った人物などから現金2500万円以上をだまし取られる被害に遭い、警察で詐欺事件として調べています。被害に遭ったのは、太田市の68歳の無職の女性です。
警察によりますと2024年4月1日から8月12日までの間、女性の携帯電話にセキュリティ関連協会職員を装った人物などから「あなたの携帯電話の電波が乗っ取られた。損害が出れば損害賠償が必要」などと電話があり、指定された口座に現金あわせて2589万円を振り込みました。その後、女性の口座の取引を不審に思った金融機関職員から警察に相談があり、発覚しました。警察はセキュリティ協会の職員などを装って高額な保険料や示談金を請求するのは架空請求詐欺の典型的な手口で、電話があった場合は家族や警察に相談するよう呼びかけています。