仕事を求める人１人に対し企業から何人の求人があるかを示す群馬県の８月の有効求人倍率は１・３２倍で、前の月を０・０１ポイント上回りました。
厚生労働省 群馬労働局によりますと８月の新規求人数・求職者数は前の年の同じ月と比べてともに下回りました。新規求職者数は２ヶ月ぶりの減少です。求職者の内訳では特に自己都合による離職者が減っていて、条件を見極めて就職活動に慎重になる人が増えたことが要因とみられています。群馬労働局は県内の雇用情勢は持ち直しの動きにやや弱さがみられ、物価上昇が雇用に与える影響に十分注意する必要があるとしています。
