2024年5月、伊勢崎市の国道17号上武道路でトラックが乗用車に衝突し家族3人が死亡した事故で、前橋地方検察庁は、既に起訴していたトラック運転手の70歳の被告の罪をより罪が重い危険運転致死傷に切り替えました。11日前橋地方裁判所に変更請求しました。
群馬県警は被告からアルコールが検出されたとして危険運転致死傷の疑いで逮捕、送検しましたが、前橋地検は9月、これよりも軽い罪の過失運転致死傷で起訴していました。前橋地方検察庁の布村希志子次席検事は記者会見で、「起訴後も捜査を続け、アルコールの影響で正常な運転が困難だったと認定できると判断した」と説明しました。地裁で訴因の変更が認められると、裁判員裁判が行われることになります。