沼田市の歯科医が約4年にわたり診療報酬を不正請求 保険医登録の取り消し処分決定

沼田市の歯科医が診療報酬を不正請求していたことがわかり、厚生労働省 関東信越厚生局は保険医療機関の指定と保険医の登録を取り消す処分を決定しました。処分を受けたのは沼田市横塚町のトミザワ歯科クリニックと院長の50代の男性歯科医師です。

関東信越厚生局によりますとこのクリニックでは実際には行っていない保険診療を行ったとしたり、実際に行った保険診療を保険点数の高い別の診療に振り替えるなどして2017年7月から2021年7月までのおよそ4年間に71件あわせておよそ69万3000円の診療報酬を不正請求していました。男性歯科医師は不正請求を認めているということです。

関東信越厚生局では不正請求分について5年前までさかのぼり返還するよう指示したということです。群馬県内での保険医取消処分は2016年以来だということです。

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