妙義神社の建物等を国重要文化財に追加指定へ 国文化審議会が答申

国の文化審議会は18日、富岡市妙義町の妙義神社の建物などを国の重要文化財に追加指定するよう文部科学大臣に答申しました。

妙義神社は「本殿・幣殿・拝殿」など3棟が1981年に国の重要文化財に指定されていますが、今回新たに境内上段にある「随神門」と「廻廊」、「銅鳥居」「御殿」「社務所」の、建物4棟と鳥居1基を追加指定するよう答申しました。

県文化財保護課によりますとこのうち「随神門」と「廻廊」は1656年に建立された古い段階の神社建築の特徴を示す建物で、妙義神社に現存する建物では最古級です。また1800年台の火災で焼失後に再建された「御殿」「社務所」も格調の高いつくりが特徴だということです。登録後の県内にある建造物の国宝・重要文化財は27件、87棟基となります。

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