今年1月から9月までに群馬県内で確認された特殊詐欺被害額はおよそ5億3400万円で、去年の同じ時期よりも倍近く増えたことが県警のまとめでわかりました。
件数は107件で、内訳はオレオレ詐欺33件、架空料金請求詐欺25件、預貯金詐欺21件などとっています。オレオレ詐欺は去年の同じ時期より10件減りましたが、被害額はおよそ3億2700万円と去年の同じ時期の3倍近くに増え、全体の被害額を押し上げています。
またSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺も急増し、今年1月から9月までの被害件数はあわせて73件で、全体の被害額はおよそ10億1800万円と特殊詐欺の被害額の倍近くとなりました。県警ではSNSで投資に誘われたら詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。