(写真：群馬県提供）
群馬県が開発した新たなニジマスが３１日、発表されました。県はこれまでに大きくなって良好な肉質を保ち生食用の高級素材となるギンヒカリと釣ったときの引きの強さが特徴の釣り専用魚ハコスチの２つの品種を開発していて、これが３品種目です。新たな品種はヘルシーでくせのない味わいが特徴で、加熱調理した際に、柔らかくふんわりとした食感とジューシーなうま味が楽しめるということです。県水産試験場由来のニジマスと海に下って成長するタイプのニジマスをかけ合わせて開発しました。新たな品種の名前は「超絶サーモンＶ３（ブイスリー）」で、山本一太知事が命名しました。
山本知事は、「これまでの３つのサーモンを『超絶サーモン軍団』と位置づけてあらゆる場所で魅力を発信していきたい」と意気込みを語りました。今年度は県内で２トンの生産を見込み、供給体制を強化し２０２９年までに２０トンの生産を目指します。今後は県内の４つの飲食店や宿泊施設で食べられるようになるということです。
（発表会見で新ブランドサーモンの名前を発表する山本一太知事）
