公益財団法人群馬県長寿社会づくり財団が、県内のシルバー人材センターに所属する会員に個人情報を含む書類を送付する際、誤って別の人の書類を送るミスがありました。
県長寿社会づくり財団によりますと、11月8日に、年末調整のための書類をシルバー派遣従事会員へ送る作業を行った際、宛名と、申告書に記載された名前の照合の2重チェックを行わなかったため、誤りが発生。11月11日に会員から、届いた申告書の名前が違うと連絡があり、誤送付が発覚しました。現時点で、情報の不正利用は確認されていないということです。
県内シルバー人材センターに所属する会員1541人に送った書類のうち、これまでに誤送付が判明したのは8通です。1229通は正しく送付されたことが確認されています。一方、304通は、現在調査中ということです。
県長寿社会づくり財団は、該当する人に謝罪するとともに、誤送付された書類の回収、再送付を行っています。また、再発防止策について、個人情報が記載された書類を送付する際、宛名と書類の名前を複数人で確認することや、それを証明するチェックシートを設けるとしています。