施設を利用する高齢者への虐待などがあったとして、群馬県と高崎市は4日高崎市内の介護付き有料老人ホームに対し行政処分をしたと発表しました。処分を受けたのはグリーンライフ東日本が運営する高崎市石原町の介護付き有料老人ホーム「スマイリングホーム メディス高崎」で、4日から3か月間の特定行為業務の停止と、12月9日から1年間の新規利用者の受け入れ停止の処分です。
県や市によりますとこの施設では複数の職員が利用者の車いすをテーブルなどで挟み動けなくしたり、必要な介護をせず不衛生な環境におくなどしたほか、実施資格のない職員が胃や鼻からチューブで栄養を摂取させたり、痰の吸引を行うなどしたとされています。