大泉町の80代の男性が医療関係職員や警察官を装った人物から 現金あわせておよそ2700万円をだまし取られる被害に遭い、警察で詐欺事件として調べています。
大泉警察署によりますと2024年10月1日から11月12日までの間、大泉町の当時85歳の男性の自宅の固定電話や携帯電話に「あなたは口座を不正利用したことで容疑者として手配されている。金融庁であなたの財産を管理するので開設した口座にお金をすべて入れてください」などと電話がありました。男性は指示に従い指定された口座に現金あわせて2686万円を振り込み、だまし取られたということです。同じ名義の口座に高額な入金が続いたことを不審に思った金融機関が警察に相談し、被害が発覚しました。
群馬県警は、警察官などを装って現金を振り込ませるのは特殊詐欺の典型的なだましの手口で、予兆電話を受けたら迷わず110番通報するよう呼びかけています。