「温泉文化」のユネスコ=国連教育科学文化機関の無形文化遺産登録に向けて44都道府県が参加する「知事の会」は、18日オンライン会議を開き石破総理に登録推進を要望することや2026年の国内候補選定を目指すことを確認しました。
会議では現在行っている温泉文化の調査研究や全国推進協議会との連携などについて話し合いました。そして、温泉文化についての調査報告書を2024年度にまとめ、100万筆の署名とともに石破総理に登録推進を要望することや、2025年6月にまとめる骨太方針に温泉文化のユネスコ登録をめざす文言を加えるよう、国に要望することを確認しました。事務局長を務める群馬県の山本一太知事は会議後、報道陣の取材に応じ、「登録されれば全国の温泉地に新たな誇りと希望を与えることができる。この運動を盛りあげるため頑張っていきたい」と話しました。