来年春卒業見込みの県内中学生の第2回進路希望調査の結果を18日、群馬県教育委員会が発表しました。12月2日現在の県内公立高校全日制・フレックススクールあわせて63校への入学希望者は1万1492人で、募集定員に対する倍率は1.00倍でした。前回の同じ時期に続いて1993年度の調査以降最も低くなりました。また入学希望者が定員を割り込んだ学校は全体の半数を超える38校でした。
学校別倍率は高崎経済大付属1.39倍で最も高く、ついで高崎商業1.35倍、高崎工業1.33倍、太田東1.32倍などとなっています。学科別では勢多農林の動物科学科応用動物コースが1.9倍でトップとなったほか、来年4月に開校する新設の沼田高校普通科 文理探求コースが1.65倍で、普通科では最も高くなりました。県教委の担当者は入学希望倍率が低調な理由について、少子化や進学先の多様化が考えられるとしています。