小学5年生と中学2年生を対象に2024年4月から7月に実施された全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果が20日発表され、群馬県は中学男子以外で全国平均を上回りました。女子はここ数年全国平均を上回る傾向が続いていて、特に小学女子は握力、上体起こしなど8つの項目すべてで全国平均を上回りました。一方、中学男子は3年ぶりに全国平均を下回りました。項目ではシャトルラン、50メートル走、立ち幅跳び、ボール投げで全国平均を下回りました。
また、肥満傾向の児童生徒の割合は小中学男女いずれも全国平均を上回りました。肥満傾向の児童生徒の出現率は2008年度の調査開始以来すべての年度で全国平均よりも高い傾向が続いています。肥満傾向の児童生徒の出現率が高くなっている理由について県教育委員会健康体育課の担当者は様々な要因が関係している中で、特に食習慣や運動習慣などが影響している可能性があるとしています。