群馬大学荒牧キャンパス内にある飲食店で食中毒 キーマカレーなど食べた76人に下痢などの症状

群馬大学の荒牧キャンパス内にある飲食店の弁当などを食べた76人が下痢などの症状を訴え、前橋市は20日食中毒が発生したと発表しました。食中毒が発生したのは前橋市荒牧町の群馬大学荒牧キャンパス内にある飲食店「群馬大学特別食堂あらまき」です。

前橋市衛生検査課によりますと12月16日午前、店を運営する社会福祉法人から調理した食品を食べた複数の人が下痢などの症状を訴え、保健所に連絡したとの相談がありました。その後の調べで今月13日にこの店で調理されたキーマカレーや白菜のコールスローなどを食べた3歳から76歳の男女76人に同じような症状が出ていたことが分かりました。発症者5人からウエルシュ菌が検出され、共通する食事がこの店のものだけであることから市はこの店が原因の食中毒と断定し、店を20日から3日間の営業停止としました。前橋市はウエルシュ菌食中毒防止のため、加熱調理した食品はできるだけ早く食べるよう呼びかけています。          

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