群馬県の新年度当初予算案の編成作業は大詰めをむかえ、各部局からの要求を山本一太知事が判断する知事ヒアリングが７日から始まりました。
山本知事は、古仙孝一知事戦略部長から、全世代に対応したデジタルクリエイティブ人材育成体制構築について説明をうけました。県ではこれまで、小中高生世代にむけて人材育成拠点「tsukurun」や、今年夏頃に開設予定の「TUMO Gunma」などを整備してきましたが、今回あらたに大学生世代以上にむけて「（仮称）デジタルクリエイティブスクール」を構想することで、全世代にむけた育成体制を整備する方針です。
山本知事は説明をうけたあと、記者団に対し「デジタルクリエイティブ産業創設にむけ本格的な一歩をふみだす中核のひとつになる」と話し、「県民の幸福度向上にむけてさまざまな群馬モデルを生み出していきたい」と語りました。予算規模については「税収は昨年度よりは上回ると思うが、これから議論したい」と話しました。当初予算案は査定ヒアリングを経て２月上旬に発表される見通しです。
