伊勢崎市上諏訪町で去年１１月に発生した殺人事件で、インドネシア国籍の男６人が１４日、県警捜査本部に逮捕されました。
強盗殺人などの疑いで逮捕されたのはいずれもインドネシア国籍の住居不定無職の２１歳から３７歳の男あわせて６人です。調べによりますと男らはいずれも共謀して去年１１月２日から３日にかけ、伊勢崎市上諏訪町のアパートでインドネシア国籍の男性らを金品を奪う目的で襲撃し、このうちの１人 アブドゥルロフマンさん３７歳の背中を刃物で刺して死亡させた疑いが持たれています。警察は捜査に支障があるとして容疑者の認否を明らかにしていません。去年１１月３日、近くに住む女性から「外国語でもめている」と通報があり、警察が駆けつけたところ刃物で刺されたアブドゥルロフマンさんが発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。また近くの墓地やアパートの駐車場の車からケガをした別のインドネシア国籍の男３人が発見され、警察で捜査を進めていました。その後の調べで現場近くで発見された男らが犯行に関わっていた疑いが強まり、１４日逮捕しました。現場には他にも複数人がいたとみられ、警察は詳しい状況について捜査しています。
