ベトナム人グループによる広域窃盗事件を捜査していた高崎警察署は15日、本県群馬や埼玉など4県であわせて423件の事件を解決して捜査を終結したと発表しました。
犯行グループは太田市のベトナム人など29歳から39歳までのベトナム人の男女あわせて3人です。警察によりますと、3人はおととし9月頃から去年7月下旬頃まで、群馬、埼玉、栃木、新潟の4県で、空き家などに侵入して金品を盗むなどの犯行をあわせて423件行っていたとみられています。被害総額はおよそ2872万円です。被害件数は本県が352件で最も多く、次いで埼玉県が59件です。
警察によりますと、3人は車で移動して空き家を狙い、窓ガラスを割って侵入していました。いずれも容疑を認め家族への仕送りや生活費のために窃盗を行っていたと話しているということです。